レポート | 投稿日: 2017.02.20

企業・NPO等参加による東北海岸林の復活と子どもたちに笑顔を贈る活動説明会イン大阪を開催しました

公益財団法人大阪みどりのトラスト協会との共催により、東北から遠方の地にある関西地区の企業・NPO等をサポート・協働できる地元宮城県内のNPOの参加を得て、2月10日(金)大阪・南港ATCビルにて「東北海岸林の復活と子どもたちに笑顔を贈る活動説明会イン大阪」を開催しました。

また開催に当たっては、大阪みどりのトラスト協会が参加者の呼びかけ、会場設営、説明会やパネル展示、運営等に至るまで全面支援いただき、手づくり感のある説明会となりました。

関西地区は東北から遠く、東日本大震災から6年近くが過ぎていることを踏まえ、本説明会の内容や参加呼びかけのチラシにも工夫を凝らしました。

会場の様子・パネル展示

会場の様子(上)・パネル展示(下)

具体には東北地方の海岸林の再生状況、東北の海岸林再生への直接参加などの協力方法以外に、子ども向け冊子、緑の募金、子どもたちの遊び用資材等支援等、多様な支援方法の説明や子どもたちが楽しく学び、遊びながら海岸林や森林の役割を理解を深めるための様々なツール・材料などの説明も交えたものとしました。

開会の挨拶を兼ねて、大阪みどりのトラスト協会の諸岡常務から、海岸林の果たす各種役割の説明、緑の募金等への協力の呼びかけなどがありました。

開会の挨拶をする 諸岡大阪みどりのトラスト協会常務理事

開会の挨拶をする 諸岡大阪みどりのトラスト協会常務理事

国土緑化推進機構担当から、冒頭に紙芝居による海岸林の説明を手短にした後、写真を使って被災状況から復興の状況や民間の協定締結の状況と子どもたち参加型のNPO等による植栽イベントの状況と支援要請の内容を説明しました。

配布資料「東北海岸林の復興状況、再生活動への参画について
(国土緑化推進機構 荒井秀夫)

 

次に、企業等との協働や、子どもたちの参加を推進している宮城県森林インストラクター協会の木村健太郎氏からは、前段として震災当時の自らの体験を元に、スマホや電気器具に依存した生活の危険性、ナイフなど簡単な道具で物を作る力、危機に直面した時に、自らの経験と直感による判断力の醸成の重要性について、臨場感のある事例を交えて説明がありました。これに関係して、学校などではカッターの使用に限界があるが、どうすれば良いかという問題提起に対して、安全に使わせることができる条件と体制づくりが必要だという解説もありました。

配布資料「海岸防災林再生活動に参加する企業等へのサポート
(宮城県森林インストラクター協会 企画部長 木村健太郎)

その後、本題に移り関西など遠方から海岸防災林再生活動に参加する企業・NPO等との協定締結方式による植栽再生活動が無理なくできるよう、協会が提供可能なサポートの内容と経費について説明しました。

最後に、持参した袋から葉、髄のしっかりしたコシアブラ等の枝、爪楊枝、串などを取り出して、カッターを巧みに使って、子どもたち向けに森林の資材を使った遊び道具作りの実演(様々な葉を利用した笛、二股の枝を利用した飛び道具、やじろべぇ、コマの製作など)をし、参加者も配布された資材でコマなど作りなどに挑戦しました。

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参加者に配布した遊び用資材

参加者に配布した遊び用資材

 

参加者からは、

  • 大阪は海岸林が身近にないので、今回の説明で必要性が理解できた。
  • 自分の所属団体のみでは支援が難しいが、関係団体とのネットワークを通じて、子ども向け資材支援等ができないか考えてみたい
  • 森林にある樹木、樹種の特徴を理解して、各種遊び道具を簡単に製作することができることがよく解ったので実践していきたい

などのご意見をいただきました。