レポート | 投稿日: 2016.01.12

岩手・釜石市立鵜住居幼稚園で「被災地の園児が考える海岸防災林再生プラン活動会」を開催しました

12月17日(木)、海岸防災林再生の取組を未来まで継続し伝承させていくために、釜石市立鵜住居(うのすまい)幼稚園において、未就学児童でも楽しく学び考えることのできるジオラマづくりなどを行う「海岸防災林再生プラン活動会」を「環境パートナーシップいわて」と「宮城県森林インストラクター協会」の協働の下で開催しました。

当地区は津波により大きな被害を受け、鵜住居幼稚園も海岸端から内陸部に数km入った所に仮設の施設で開園しています。当日は園児全員30余名と年少さんの親御さんにも参加していただきました。

 

園児を魅了した寸劇で海岸林の大切さを会得

園児を対象とした初めての活動でもあり、開催当初は、園児に海岸林の必要性を理解してもらえるか、楽しく聞いてもらえるか、見てもらえるかなどの不安もありましたが、子どもたちの環境教育に力を入れている宮城県森林インストラクター協会の采配のもとで、アドリブ性の高い寸劇を演じ、海岸林の大切さの理解に努めました。

ストーリーは悪役の潮風が作物を枯らしてしまうので、農民が困っていましたが、神様が現れ、マツを植えるよう農民に話します。農民は神の言葉に従いマツを植え、地球を守るアース王子の応援もあって、悪役「しおかぜぼうふ~ん」の妨害行為に対抗し最後には打ち勝ちます。そして、このマツが成長して農民の生活を守るというものであります。

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「しおかぜぼうふ~ん」を退治する場面では、園児たちが大きな声で応援していましたので、マツを植え海岸林を造ることの大切さが理解されたとものと思います。

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寸劇で学んだことを踏まえつつ、園児たちが釜石市の海岸を模したジオラマづくりに挑戦

このあと、園児はNPOの方々に教えてもらいながらジオラマづくりに挑戦しました。

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海にはイカ、ウミガメ、タワーなどが、そして海岸部の陸地は緑の木々を植えて森林を作りその中には郷土芸能の虎舞や、最近園児たちが見た蛇などを配置して自然豊かな故郷が再生されました。

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この園児たちが成人する頃には、きっと豊かな自然が郷土に戻ってきていると思いました。

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