レポート | 投稿日: 2014.11.19

福島県相馬市松川浦(大洲国有林)の海岸防災林復興祈念植樹式が開催されました。

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福島県内の国有林海岸防災林では、震災後初めての植栽事業がここ松川浦で始まることを記念し、11月10日(月)、関東森林管理局・地元磐城森林管理署の主催の下、志田孝一森林管理局長、福島県、立谷秀清相馬市長をはじめ、相馬市民、治山工事関係者、地元林業関係者等約150名が参加し、松川浦海岸防災林復興の「最初の1本」を植える植樹式が実施されました。

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植樹会場は、砂土の飛散や苗木の乾燥など防ぐためにスギ材で製作された防風柵・防砂垣に囲まれた盛土工事完了箇所(600㎡)で、ここに抵抗性クロマツ・コンテナ苗600本が植樹されました。この植樹には地元の磯部小学校・幼稚園、ミナト保育園の子供たち多数が参加しました。森林管理署職員から植樹用の穴掘りや苗木の植え方などの指導を受けながら、あふれる日差しの下、子供たちは元気にそして真剣に植樹をし、その後松を守るための防砂垣の板に「がんばっぺー!マツの木!!」など1人1人が願いをこめて、思い思いの落書きをしました。この子供たちが大人になる頃には、このクロマツが先導隊となって、松川浦の砂州に青々とした森林が蘇り防災機能の発揮はもちろん、日本百景として、また観光スポットとして復活することでしょう。

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また、植樹に使用された苗木は、ヤマト福祉財団の支援により緑地創造研究会(東京の造園業者等で組織する団体)が福島県種苗組合等と連携して育成したものです。現在、当地ではボランティア植樹活動の公募も開始されています(関東森林管理局サイトをご覧ください)ので、参画するNPO等にも無償で抵抗性マツの苗木が提供される予定です。

こうした助け合いの輪が繫がり広がっていくことにより、海岸林再生支援が加速されることも期待されます。